ホーム » ブログ » (Linux)RHELのGNU JavaからSUNのJavaに切り替え手順
このエントリーをはてなブックマークに追加
@2012/06/18

スポンサーリンク
Redhat系Linuxでは、RHEL5.5ではデフォルトで下記のjavaがインストールされていると聞いた。
先日、会社のサーバにJDKをインストールしたところ、java -versionで実行すると、既にインストール済みとわかりました。
どうも、(Linux) RHELのGNU JavaからSunのJavaに切り替えるが必要だと思う。
次ましては、(Linux) RHELのGNU JavaからSunのJavaに切り替えの方法を紹介させて頂きます。
1. まず、現在のJAVAバージョンを調べておくこと。
[root@taobao.jp ~]# java -version
java version "1.4.2"
gij (GNU libgcj) version 4.1.1 20070105 (Red Hat 4.1.1-52)
 [root@taobao.jp ~]# which java
/usr/bin/java
2. サーバにインストールされているGNU javaとSun javaのパッケージ名等の情報を得ておくこと。
[root@taobao.jp ~]#
[root@taobao.jp ~]# rpm -qa | grep java
java-1.4.2-gcj-compat-1.4.2.0-40jpp.112
[root@taobao.jp ~]# rpm -qa | grep jre
jre-1.5.0_07-fcs
[root@taobao.jp ~]# rpm -q -l jre | grep /bin/java
/usr/java/jdk1.6.0_31/jre/bin/java ← 目標の場所
[root@taobao.jp ~]#
3. Linuxのシンボル管理ソフトalternativesで設定状況を確認。
 root@taobao.jp ~]# alternatives --display java
java -ステータスは自動です。
リンクは現在 /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java を指しています。
/usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java - 優先項目 1420
 スレーブ jre: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj
 スレーブ jre_exports: /usr/lib/jvm-exports/jre-1.4.2-gcj
 スレーブ keytool: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/keytool
 スレーブ rmiregistry: /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/rmiregistry
現在の「最適」バージョンは /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java です。
[root@taobao.jp ~]#
4. SUNのJREをalternativesコマンドで選択肢に加える処理。(優先項目 1420より小さい数字を適当に入れてください)
 [root@taobao.jp ~]# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/jdk1.6.0_31/jre/bin/java 300
5. alternatives --config javaでシンボリックリンクをSunのJREに変更すること ①
[root@taobao.jp ~]# alternatives --config java
② プログラムがあり 'java' を提供します。
  選択       コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1           /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
   2           /usr/java/jdk1.6.0_31/jre/bin/java
Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:2 ← ここに数字2を入れてください。
6. (Linux) RHELのGNU JavaからSunのJavaに切り替えた。java -versionでJAVAのバージョンを確認する。
 [root@taobao.jp ~]# java –version
下記のような情報を表示すれば、成功します。
java version &quot;1.6.0_31&quot;<br />
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_31-b04)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 20.6-b01, mixed mode)
[root@taobao.jp ~]#


♪ 当記事がお役に立ちましたらシェアして頂ければ嬉しいです。
2人
このエントリーをはてなブックマークに追加


★ 当記事を閲覧の方は下記の【関連記事】も閲覧していました。

お名前:

 

EMAIL:

 

URL:

 

認証コード:

zanmai.net-safecode

 


※会員の方は認証コードを要らないから、新規登録をオススメ!

check